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『マイクは死んでも離さない―「全日本プロレス」実況、黄金期の18年』を読んでみた

 2010-01-18
元日本テレビアナウンサー倉持隆夫さん著のマイクは死んでも離さない―「全日本プロレス」実況、黄金期の18年を読んでみた。
最近のファンにはなじみが薄いかもしれませんが、「全日本プロレス中継」を長年つとめた名アナウンサー。
俺は小学1年のとき全日本プロレスからプロレスを見始めのめり込んだ。倉持隆夫さんが活躍しているときと熱中的にプロレスを見ていた時期が一致する。それだけに読むにつれ当時の光景が思い浮かんでくる。
内容は「全日本プロレス中継」の担当になるきっかけから始まり、苦労話、今だから話せるエピソードから舞台裏の暴露的な話まで読み応えのある内容。
あくまでもプロレスに関わったことは仕事であり、プロレス自体への思い入れは薄い。その分客観的に書かれているので淡々と読み進む。
一番興味深く読んだのは、実況中シークとブッチャーに襲われて流血した事件のエピソード。当時この模様は放送されず東スポだか別冊ゴングで見た記憶がある。結構衝撃的だったよなぁ。アナウンサーが流血してるんだもん。血糊でも使ってるのかとも思っていたけど・・。因みに放送はされなかった。
プロレスが抱える対世間的な問題にも触れられている。その答えが説得力十分で頷いてしまう。
全体がちょっとドライな感じなので冷たく感じるトコもあるかも。ま、とにかく昭和のプロレスを知っているオッサンプオタにはお薦めの力作です。
残念な箇所は表記間違い。プロレスを担当するときに「週刊ゴング」「週刊プロレス」から写真を切り取り技を覚えたとあるが、当時は週刊誌ではなかった。出版社の人も気づかないもんかねぇ・・。

マイクは死んでも離さない―「全日本プロレス」実況、黄金期の18年マイクは死んでも離さない―「全日本プロレス」実況、黄金期の18年
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倉持 隆夫

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