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5/4 マッスルハウス2後楽園大会観戦記2
2006-05-05
休憩時間、チケットの裏に判をもらい1階へ。用を足し外に出てマルボロに火を点ける。長い前振りと慣れない展開に頭が疲れたようだ。5階へ戻りレモンサワーを買い着席。今日は心なしかいつもよりアルコールを買う人が少ないように思えた。
第7試合
アントニーオ本多 vs フランチェスコ・トーゴー
本当は生きていた亜門が本多に課させたのは対トーゴー。トーゴーの登場に沸く場内。
今までリングで行われていたことが嘘のようなクラシカルな展開。
本多を相手に圧倒的強さを見せつけるも、相手の持ち味も引き出すトーゴー。もし、俺がプロレスラーになれるのならトーゴーみたいになりたい。ふと、そう想った。
ラストはトーゴーがストレートを叩き込み本多を倒す。
試合後、本多はトーゴーに対し手紙を読み上げる。それは本多のトーゴーに対する愛情溢れる内容だった。トーゴーのプロレスに対する思いも少しわかったような気がした。俺もそれを聞いて感じるところがあった。まぁ、どこまでが本当のことかわからないが。
先日の会見でツルティモドラゴンジムを卒業しての進路を亜門に決められた坂井。坂井はメキシコで相撲を普及させる為にスモウリブレの設立を命ざれる。
他の参加選手は大鷲透ティーヤと大鷲透ティーヤシート(三和太)。
しかし今日は「大鷲がマッスル出るわけねぇだろ!」と亜門が冷たく言い放つ。
そこにDJニラが登場。ニラは坂井の手助けのために趙雲と藤岡を使い、大鷲の着替えを盗んで後楽園から帰れないようにしていた。
そこに大鷲透ティーヤと大鷲透ティーヤシートが入場。観客は大喜び。
大鷲は着替えを盗んだニラ、趙雲、藤岡に怒りを表し対戦をアピール。
メインイベント
マッスル坂井、大鷲透ティーヤ、大鷲透ティーヤシート vs DJニラ、趙雲子龍、藤岡典一
試合が始まるもすぐに亜門がストップ。明日後楽園ホールで仮装大賞の収録があり今から搬入が入ることを告げる。
大鷲に対し「大鷲も仮装大賞好きだろ?」と言う亜門。
「まあ、嫌いじゃないな・・」と大鷲。
再び試合開始。北東のステージ席には仮装大賞のポイント掲示板が運び込まれる。
試合はあっさり大鷲が藤岡をしとめる。するとポイント掲示板が「ピ、ピ、ピ、ピ、ピ!」と5点を表示する。
戸惑うリング上の選手。亜門は「今の試合が5点じゃないの。」と冷たく言い放つ。
20点の合格を目指してまたまた試合を再開することに。
三和太がぶーちゃんローラーを仕掛けるもポイント上がらず。大鷲がぶーちゃんローラーを掛けると少し上がる。
坂井の攻撃で下がり、大鷲の攻撃で上がっていく。
もう勝敗は関係ない。いかにしてポイントを上げるかに全選手が力を注いでいる。(苦笑)
途中で大鷲が藤岡の異変に気付く。藤岡はうんこを漏らしていたらしい。藤岡はスローモーションで泣きながらリングを後にする。
リング上の選手たちもスローモーション。大鷲もそれに付き合う。
剣を持ち出す趙雲。リングの上は死体の山。
するといつのまにか西側バルコニーに藤岡の姿。そこからダイブを決行する。
その下には坂井が机の上に寝て待ち構えている。そこに覆いかぶさるように着地した藤岡。
カウントが三つ入るとポイント掲示板が一気に「ピピピピピピピ・・」と20ポイントの合格点を示す。
素直に喜ぶ俺ら観客。
リング上では坂井が挨拶。大鷲は早く帰らせろとアピール。
坂井は「皆、大鷲さんの事が大好きなんですよ! 今日の事は誰もインターネットなんかには書かないしサムライのニアライブにはモザイク入れます。」
退場する大鷲。残された選手達はマッスルポーズで締める。
エンディングロールには松本人志の「一人ごっつ」が使われていた。
後半に東郷を出場させシビアな試合したかと思えばすぐに泣きの演出を見せる。
大鷲にはあくまでもマッスルの流儀で試合をさせる。大鷲の懐の深さも凄いが。
ここで行われたことを消化出来るほど俺の頭は柔らかくない。ただ別に不快感はなかった。大いに笑えたし、日常の事を忘れて楽しむ事も出来た。
プロレスを理解してプロレスをリスペクトしてここまで消化して演出する坂井は凄いと思う。しかも全ての仕掛けを我々に提示して。
観客全員に同じ答えを持たせないで帰らせる。それも凄いことだ。通常のプロレス興行ではありえない感覚だ。
優良なエンターテイメントを見せてもらった。そう言えば良いのかな?
ちなみに6日にはこの後楽園ホールで収録された「仮装大賞」が放送される・・・
〜おわり〜
俺はプロレスを音楽に例えるならジャズだと思う。メロディに沿って演奏している奏者たちがそこから外れ、強烈なアドリブによって自己表現していく。
あくまでも俺のプロレス観。
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